「こんなん読んだで!」成長日記11

2024/6/30
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目次

ごあいさつ

 こんにちは、なにわt4eです。いつも本ブログをお読みくださり、本当にありがとうございます。読者さん来訪ありの日が連続88日となりました! 最長記録の更新が続いています。海外からの読者さんも増えました。ご来訪の皆さん、本当にありがとうございます。今後も一緒に楽しく読書しましょう!  

 さて、ここしばらくで

『ともぐい』(河崎秋子)重量級の動物文学!
『デビルマン』(永井豪)「地獄へおちろ人間ども!」
 (ともに本ブログの紹介記事へ飛びます)

がじわじわと人気上昇中です。『ともぐい』が話題になったのは4~5か月前ですが(本記事の執筆時点)、一過性の話題で終わらない図太い読み応えが本作の人気を支えているのだと思います。『デビルマン』に至っては押しも押されもせぬ歴史的名作ですね(ただし猛毒)。

人気記事の四天王はやはりこれら。

『ある行旅死亡人の物語』(武田惇志・伊藤亜衣)名もない女性が残した「物語」
『レディ・ジョーカー』(髙村薫)人間とは?組織とは?
『変身』(フランツ・カフカ)読み方は 読者次第で 自由自在!
『火車』(宮部みゆき)カード・ローン・キャッシング…借金地獄は真の地獄

 大ざっぱには、ロングセラーが3、ベストセラーが1と言えるでしょう。『レディ・ジョーカー』『変身』『火車』をロングセラー、『ある行旅死亡人の物語』をベストセラーとしています。もっとも、私は『ある行旅死亡人の物語』もゆくゆくロングセラーになると思っています。自分もこの本を読むことができてよかったですし、ご紹介することができて本当に良かったと思います。『ある行旅死亡人の物語』、皆さんはもうお読みでしょうか? 
 今後も皆さんのお役に立てる記事をお届けできるよう精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

成長日記11回目に至るまで

成長日記第10回と今回の間に上げた記事は以下の通りです。(全て本ブログの紹介記事へ飛びます)

『存在のすべてを』(塩田武士)2024年本屋大賞第3位!写実画を通じて人間の真実を探るミステリー
『拳奴死闘伝セスタス』第3巻(技来静也)拳の祭典、敗者の祭典
洋書チャレンジ! Midge Ure ‘IF I WAS…’編 パート9

写実主義絵画をキーとして人間の愛と誇りを静かに問う傑作ミステリー『存在のすべてを』は、さすがに本屋大賞の受賞作だけあってさっそくお読みいただけました。『ともぐい』同様『存在のすべてを』も、単なる話題作にとどまることなく長く読み継がれることでしょう。

 『拳奴死闘伝セスタス』の第3巻、いよいよコンコルディア闘技祭の火ぶたが切って落とされます。1回戦第1試合、練達ハミルカル対巨漢ロキ。同じく2回戦、忠臣マレク対野良犬エムデン。敗れても闘いは続く、栄光ある再起者に祝福あれ──敗者にも厚い敬意を払う『セスタス』シリーズの魅力が凝縮された巻です。

 洋書チャレンジ! ではいよいよミッジ加入後のウルトラヴォックスが本格始動! セールスに恵まれず解散の危機にあったウルトラヴォックスがミッジ・ユーロ参加後の1作目『ヴィエナ』で大ヒットを飛ばしスタジアム・バンドの仲間入りを果たしたのですから、はた目にはミッジはウルトラヴォックスの救世主かもしれません。しかしミッジ本人はそんなことみじんもにおわせず、ただ作りたい音楽を作れる喜びを語っています。やっぱりミッジいい人だなあ。

本はきれいな状態で読みたい?

 前回のお話ともかかわりますが…皆さんは、本はきれいな状態で読みたいですか? ちょっとくらい汚れてたり破れてたりしていても気になりませんか? もちろん、読むのに支障がないレヴェルということです。衛生的に問題があるレヴェルの汚れとか、ページが丸ごと破れてて読めないとかは除くとお考えください。

 私は、読むのに支障さえなければ一向に気になりません。古本を買うとまれに前の持ち主の書き込みが残っていることがありますが、これも「前の持ち主はどんなことを考えながらこの書き込みをしたんだろう?」と想像するのが楽しいと感じるので、書き込みありの古本はむしろ歓迎。

 さらには「汚れてるけど、安いからしょうがないか」ではなく「汚れてるおかげで安いぜラッキー」と考えちゃうのです。ああせこい。でも最近は、自分が読んでる本が汚れちゃうといざ「つまんなかったな、売っちゃおう」という時に困るので、表紙をはがして持ち歩くことが多いです。
 皆さんは汚れてる本って平気ですか? ご自分が持ち歩くときはどうしておられますか? よろしければ「自己紹介」のアドレスにてお教えください。

それでは次の記事にてお会いしましょう。ご来訪を心よりお待ちしております。


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この記事を書いた人

名もなき大阪人、主食は本とマンガとロックです。

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