2024/10/19
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ごあいさつ
こんにちは、なにわt4eです。いつも本ブログをお読みくださり、本当にありがとうございます。「読者さんのご来訪あり」の連続日数が191日となりました。連続200日が目前です! ささやかな前進だとは思いますが、よくここまで来られました。これもひとえに読者さんのおかげです。今後もブログを読んでくださるあなたのお役に立てるよう、精進して記事を書いてまいります。さて、この2週間ほど
『蟻の棲み家』(望月諒子)貧困は魔物。逃れられるか?
『怒りの葡萄』(ジョン・スタインベック)格差への怒り、人間への信頼
『ここは今から倫理です』第7巻(雨瀬シオリ)なんで殺しちゃいけないの?
がよく読まれています。『蟻の棲み家』『怒りの葡萄』の紹介記事がよく読まれているのは、貧富の格差がいよいよ深刻さを増す現代日本でこれらの本に切実な思いで向き合う方が多いからではないかと思います。『ここは今から倫理です』第7巻については、もしかすると被告人が死刑判決を受けながらも事件発生から58年経って無罪が確定した「袴田事件」からの連想で興味を持つ方が増えたのでしょうか? 袴田事件は殺人・強盗・放火事件だったのでそう思ったのですが、さすがにこれは考え過ぎかな…。
現在、人気記事四天王のラインナップは以下の通り。
・『ある行旅死亡人の物語』(武田惇志・伊藤亜衣)名もない女性が残した「物語」
・『レディ・ジョーカー』(髙村薫)人間とは?組織とは?
・「社会という『戦場』では意識低い系が生き残る」(ぱやぱやくん)意識の低さでサバイバル!
・『デビルマン』(永井豪)「地獄へおちろ人間ども!」
掲載後、わずか一月ほどで四天王に躍り出たぱやぱやくんの人気がうかがわれます。私もXでぱやぱやくんの投稿を拝読していますが、おもしろいですもんね。これら以外では、
・『木暮姉弟のとむらい喫茶』(うおやま)第2巻 「あなたはひとりじゃないよ」
もよく読まれています。本当にいい作品ですので、ぜひご一読ください!
成長日記14回目に至るまで
成長日記第13回と今回の間に上げた記事は以下の通りです。(全て本ブログの紹介記事へ飛びます)
・「社会という『戦場』では意識低い系が生き残る」(ぱやぱやくん)意識の低さでサバイバル!
・『はっちぽっちぱんち』第1巻(原作:カツラギゲンキ、漫画:嵯峨あき)温和な少女の“狂気”が炸裂!
・『拳奴死闘伝セスタス』第6巻(技来静也)闘いが暴き出すもの
・『木暮姉弟のとむらい喫茶』(うおやま)第2巻 「あなたはひとりじゃないよ」
「肝心なところはビシッと締めよう、それ以外はゆる~く行こう」というぱやぱやくんのメッセージが愉快で、かつ実践的な「社会という『戦場』では~」は、多忙で複雑で厄介な現代社会において必携の一冊です!
人を殴る為なら自分はどれだけ殴られてもいい…そんな狂気を秘めた少女が大暴れする『はっちぽっちぱんち』、現在第3巻まで刊行されているので順次ご紹介の予定です。
闘いが暴き出すもの、それは闘士の人格でした。第7巻ではいよいよコンコルディア闘技祭の二回戦が始まります。二回戦の第一試合、その組み合わせは?
大切な人・ものを喪う経験に、人はどう向き合うのか…唯一絶対の正解が存在しない問いを読者と共に考え、悩み、心の決着を見届ける『木暮姉弟のとむらい喫茶』は地味ですが掛け値なしに名作。最新話は『くらげバンチ』公式サイトで読めますので、そちらも併せておすすめします。
次に読む本をどう選ぶ?
皆さんは、次に読む本をどうやって選んでおられますか?
ブログで取り上げようと思って読むときや仕事に関する本を読むときを除けば、私の場合
「その時の気分で選ぶ」
これです。特に基準はなく、自宅や本屋さんの本棚を眺めてその時の気分で選ぶことがほとんど。だから迷いだすとなかなか決まりません。
月ごと・年ごとにテーマを決めて、それに関する本を読むという方もおられるようで、これもおもしろい方法だと思いました。
賞をとるなどして話題になっている本を読む、というやり方もありますね。私の場合、塩田武士『存在のすべてを』(←本ブログの紹介ページへ飛びます)がそうでした。
「私はこんな風に選んでるよ」ということがありましたら、プロフィールのアドレス宛に教えていただければ幸いです。
それでは次の記事にてお会いしましょう。ご来訪を心よりお待ちしております。