2025/8/23
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ごあいさつ
こんにちは、なにわt4eです。いつも本ブログをお読みくださり、本当にありがとうございます。
今回、とても大きな動きが一つありました。ブログ開設から2年と5か月、初めてAmazonアソシエイトの売り上げが立ったのです! Amazonアソシエイトの仕様であるらしくどの本が売れたのかは分かりませんが、お買い上げくださった方には心からお礼を申し上げます。わずかでもお金になった喜びはもちろんですが、
「自分の大好きな本に、お金を出して買うほどの興味を持ってくれた人がいる」
この事実がたまらなく嬉しいんです。これからも一冊の本を通じて皆さんの豊かな暮らしをお手伝いすべく、精進を重ねてまいります。
現在、人気記事四天王のラインナップは以下の通り。
・『レディ・ジョーカー』(髙村薫)人間とは?組織とは?
・『ある行旅死亡人の物語』(武田惇志・伊藤亜衣)名もない女性が残した「物語」
・『ここは今から倫理です』第7巻(雨瀬シオリ)なんで殺しちゃいけないの?
・『デビルマン』(永井豪)「地獄へおちろ人間ども!」
前回と同じラインナップですね。これら以外では最近、
・『墜落の夏』吉岡忍
・『歌われなかった海賊へ』逢坂冬馬
・『小説』(野崎まど)
・『怒りの葡萄』ジョン・スタインベック
の紹介記事がよく読まれています。『墜落の夏』はやはり日本航空123便墜落事故が起きたこの季節に関心を持つ方が増えるのだと思いますが、年中無休で読まれてほしい本です。『歌われなかった海賊へ』の記事は、逢坂氏の新作『ブレイクショットの軌跡』(←Amazonの紹介ページへ飛びます)が発表された影響で読まれているのでしょうね。野崎氏は新作を出したわけではなさそうですが、にわかに紹介記事が読まれていて少しビックリ。どなたか有名な方が『小説』を紹介されたのかな? 『怒りの葡萄』ははからずも現代日本を予言しているかもしれません。私たちの胸中に実る果実は果たして、人間の尊厳を踏みにじるものへの怒りか、あらゆる希望から目を背けるあきらめか、あるいは自分たちの困難を特定の民族や国籍の人にぶつけて憂さ晴らしをする排外主義か?
成長日記18回目に至るまで
成長日記第17回と今回の間に上げた記事は以下の通りです。(全て本ブログの紹介記事へ飛びます)
・『墜落の夏─日航123便事故全記録』(吉岡忍)40年経っても読み継がれる航空機事故ルポ
・『はっちぽっちぱんち』第6巻(原作:カツラギゲンキ、漫画:嵯峨あき)あなたが「戦士(ナックモエ)」になる瞬間
『墜落の夏』は日本航空123便墜落事故を追いかける著者の執念を通じて、『はっちぽっちぱんち』第6巻は各人物が闘う姿と理由を通じて、どちらも読んでいるとわれ知らず自分の生き方を見つめ直してしまう本です。
最近読んだもの
現在『木暮姉弟のとむらい喫茶』のうおやま氏が『きみと一緒に通いたい』という作品を連載しています。主人公・星太は幼なじみ(た、ただの腐れ縁なんだからね!)・光流が難関の優紀高校を目指していると知り、自分も合格すべく奮闘します。そして星太は見事合格したものの、光流は入学をあきらめていました。合格できる実力は十分にあったのですが、車いすユーザーである光流は優紀高校との面談で「ここにはエレベーターがないから君は通えない」と言われたのです。納得いかない星太が起こした行動は何だったか?
「全校生徒が納得してても たったひとりが切り捨てられるなら 俺は納得できない!」
星太のこの叫びを、私たちはどう受け止めるでしょうか。「わがまま」と思うか、「大きな変化の小さなきっかけ」と思うか、「自分もかつてこんな思いをした、今の自分ならどうするだろう」と振り返るか。あなたならどう考えますか?
私はこんな言葉を思い出しました。
「泣かない赤ん坊はミルクをもらえない」
ボスニアのことわざともスペインのことわざとも言われていますが、つまるところ「黙ってたら誰も力なんか貸してくれないよ、思うことがあるなら言うんだ」ということでしょう。星太という赤ん坊は泣きました。彼はミルクをもらえるでしょうか?
本作は現在ヤングアニマルにて連載中です。ぜひご一読ください。
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