「こんなん読んだで!」成長日記15

2025/2/24
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目次

ごあいさつ

こんにちは、なにわt4eです。いつも本ブログをお読みくださり、本当にありがとうございます。
 お知らせです。拙訳「大阪弁で読む『変身』」を朝日新聞にてご紹介いただきました! 紙面では2025年2月13日夕刊にて、ネット記事では以下にてお読みいただけます。

「おれ、どないしてん?」 難解なカフカを「大阪弁」で訳してみると
 こちらはロングバージョン。
カフカ名著、大阪弁に「変身」 「母語」に翻訳、ドタバタコメディーに 会社員男性
 こちらは夕刊掲載版です。

さて、「読者さんのご来訪あり」の連続日数221日を記録しました。 今のところこれが最長記録です。222日目とはなりませんでしたが、ただいま記録の更新を目指して奮闘中です。今後も、

「この本どうだろ? おもしろそうだったら読んでみたいな」

 そんなあなたの背中を押せるブログを目指して精進してまいります!
 現在、人気記事四天王のラインナップは以下の通り。(全て本ブログの紹介記事へ飛びます)

『ある行旅死亡人の物語』(武田惇志・伊藤亜衣)名もない女性が残した「物語」
『レディ・ジョーカー』(髙村薫)人間とは?組織とは?
「社会という『戦場』では意識低い系が生き残る」(ぱやぱやくん)意識の低さでサバイバル! 
・『ここは今から倫理です』第7巻(雨瀬シオリ)なんで殺しちゃいけないの?

 上位3作は変わらず、『ここは今から倫理です』第7巻が再び躍り出ました。「なんで殺しちゃいけないの?」このテーマが誰の心にも響くのでしょうね。 これら以外では『はっちぽっちぱんち』の紹介記事もよく読 まれています。主人公・希歩の人物造形が新鮮なこと、世界規模の大会に出場する権利をかけたトーナメント戦を設定することで希歩以外のキャラクターにも無理なくスポットライトを当てていることが『はっちぽっちぱんち』人気の秘密だと思います。もちろん、格闘シーンの迫力とか各選手の強さとチャーミングさの対比とかもありますね。

成長日記15回目に至るまで

成長日記第14回と今回の間に上げた記事は以下の通りです。(全て本ブログの紹介記事へ飛びます)

・『はっちぽっちぱんち』第2巻(原作:カツラギゲンキ、漫画:嵯峨あき)覚悟はあるか?
・『プリズン・ブック・クラブ』(アン・ウォームズリー)受刑者たちは読書に夢中!
・『拳奴死闘伝セスタス』第7巻(技来静也)本作中一、二を争う名勝負!
・洋書チャレンジ! Midge Ure ‘IF I WAS…’編 パート11
・『闘う女。 そんな私のこんな生きかた』(下関崇子)自己肯定感がちょっぴり上がる、ムエタイレディ奮戦記
・『その絶望感って、本当は心のまぼろしじゃない?』(ぱやぱやくん)正体が 分かってしまえば 怖くない
・『はっちぽっちぱんち』第3巻(原作:カツラギゲンキ、漫画:嵯峨あき)激突する「狂気」と「殺意」!

 なんと7冊もありますが、猛烈に記事をアップしまくったわけではなく単に前回の成長日記から日が開いちゃっただけの話です。その代わりと言っては何ですが、どの記事も読みごたえのある本を今まで通り全力でご紹介しております!

おもしろい本をどこで見つけるの?

「なにわt4eさんが紹介してくださる本ってどれも本当におもしろそうですね。実際に読んでみたら確かにおもしろいし」

 ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいですね。

「そういう本ってどうやって見つけておられるんですか?」

 そうですね…いくつかパターンはありますが、私の場合

・好きな作家が影響を受けていた
・おもしろいという評判をよく聞く
・新聞やネットの書評で興味を持つ
・本屋さんの店先で見ておもしろそうだと思った

 こんなことが多いですね。

好きな作家が影響を受けていた

 私はハーマン・メルヴィル『白鯨』が大好きなんですが、この作品に興味を持ったのはそもそも丸山健二という、これまた私の大好きな作家が「文学とは無縁の青春時代を送ってきたが『白鯨』にだけは心底感動した」と語っていたことがきっかけでした。

おもしろいという評判をよく聞く

 いつぞやご紹介した『罪と罰』がこれです。やっぱりあちこちで名作と呼ばれていると興味をそそられますね。『ここは今から倫理です』もこのパターンでした。

新聞やネットの書評で興味を持つ

 『プリズン・ブック・クラブ』がこれでした。新聞の書評を読んでものすごくおもしろそうだと思ったんです。

本屋さんの店先で見ておもしろそうだと思った

 私の場合、一番多いパターンはこれかもしれません。セスタスシリーズの第1作『拳闘暗黒伝セスタス』や『木暮姉弟のとむらい喫茶』、『喪の途上にて──大事故遺族の悲哀の研究』、『存在のすべてを』などはみな、本屋さんで見かけて「あ、これおもしろそう。読んでみよう」と思った本です。『存在のすべてを』の場合は本屋大賞の受賞作という話題性もありましたが。

 そう言えば自称「イタリア生まれの日本文化史研究家」パオロ・マッツァリーノ氏は、どれかは失念しましたが初期の著作で「逆説的に聞こえるかもしれませんが、自分にとって有益な本を見分ける嗅覚はたくさん本を読むことでしか養われません」という趣旨のことを書いています。

「…うまいもんをたくさん食わなきゃ何がうまいか分からない、ってことでしょうか」

 そうかもしれません。なお私の知る限り、氏の著作はどれも大変おもしろいですよ。


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この記事を書いた人

名もなき大阪人、主食は本とマンガとロックです。

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