本のご紹介– category –
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『木暮姉弟のとむらい喫茶』第1巻(うおやま) あの人に 「さよなら」告げる この一口
先にまとめから あなたは 大切な誰かを喪ったとき どんな想いを抱きましたか? どことも知れない町にたたずむ喫茶店「こかげ」。大切な誰かを喪った、あるいは喪おうとしている人たちは何故かここに吸い寄せられ、「弔いごはん」をきっかけにそれぞ... -
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『ここは今から倫理です』第9巻(雨瀬シオリ)「性格わっっる」
先にまとめから 生徒の迷いや葛藤に、「倫理」を通じて向き合う高校教師・高柳と生徒のかかわりを描く雨瀬シオリ『ここは今から倫理です』。第9巻に登場する生徒たちは、あるものは正義感ゆえに、あるものは両親の離婚で、あるものはインフルエンサーの... -
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『拳奴死闘伝セスタス』第3巻(技来静也)拳の祭典、敗者の祭典
先にまとめから 『拳奴死闘伝セスタス』第3巻、いよいよ総勢16名のトーナメント戦が幕を開けました! 強豪たちは何を求めて集結したか? どんな闘いが繰り広げられるのか? 祭典の裏で展開される政治的暗闘とは? セスタスが1回戦で対戦する相手とは... -
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『存在のすべてを』(塩田武士)2024年本屋大賞第3位! 写実画を通じて人間の真実を探るミステリー
先にまとめから 人が人を愛する心につけ込む極めて卑劣な犯罪──誘拐。もしも、そんな誘拐事件が二つ同時に起きたとしたら? 一方の人質がすぐに解放されて、もう一方が長い間帰ってこなかったら? その時、写実画は何を語るのか? 事件を追う人々、巻... -
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『拳奴死闘伝セスタス』第2巻(技来静也)16人の精鋭拳士ここに集結!
先にまとめから お待たせしました、『拳奴死闘伝セスタス』第2巻のご紹介です。二つの拳だけを頼りに自由を求めて戦う少年セスタス。この巻ではセスタスの試合は描かれずコンコルディア闘技祭本番へのインターバル的な巻ですが、強敵との語らい、個性豊... -
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『幼年期の終わり』(アーサー・C・クラーク)宇宙人との平和な出会いが変える人類の運命
先にまとめから 人類が人類以外の生命体と出会う、いわゆる「ファーストコンタクト」はSFの定番テーマですね。古典的名作として、小説ならフレドリック・ブラウン『火星人ゴーホーム』、映画なら『未知との遭遇』が挙げられるでしょう。ある意味ではメア... -
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『ピースマンのチョキチョキなんてこわくない!』(さく・あかまつりゅうじ え・ただふみひこ)スマイルカットってなんだろう?
先にまとめから 「スマイルカット」をご存知ですか? 発達障がい児の中には、散髪をしてもらうことがとても苦手な子がいます。 ・触られるのが大の苦手 ・聴覚が敏感過ぎてハサミやバリカンの音がものすごい轟音に聞こえる ・じっと座っていられない... -
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『拳奴死闘伝セスタス』第1巻(技来静也)運命を拓け! 二つの拳で!
先にまとめから 古代拳闘マンガでありながら「自由とは何か?」「誇りとは?」「生きるとは?」を読者に問いかける、なおかつ拳闘マンガとしても一級品という知る人ぞ知る名作『セスタス』シリーズ、満を持してのご紹介! 第1部『拳闘暗黒伝セスタス... -
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『罪と罰』(ドストエフスキー)ハードルが 高い名作 ナンバーワン!(かも)
先にまとめから いわゆる名作、特に海外文学の名作には ・誰もが絶賛してる、だけど難しそう ・すごくいい作品みたい、だけど長い そんな「ハードルの高い名作」がたくさんありますね。本作『罪と罰』はその代表でしょう。 だいじょうぶ! ちょっ... -
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『羆嵐』(吉村昭)戦慄と深い余韻のドキュメンタリー小説
先にまとめから 2023年の秋から冬にかけて、日本各地で熊の目撃情報や熊に遭遇してけがをするなどの被害が相次ぎました。時はさかのぼって大正4年(1915年)12月北海道で羆(ひぐま)が開拓地を襲い7人を殺した、日本の獣害史上で最悪の事件「三毛別事件...